フィリップスとバックス&ルッソ社が共同で開催した『香港時計オークション』が最高額を記録した。アジアで開催した時計オークションの中で、過去最高総額1億9,100万⾹港ドル(2,400万⽶ドル)を達成した。
また、過去最高の参加者を記録し、オンラインでの参加者は55 カ国から1,705 ⼈と、前シーズンに⽐べて約30%増加した。アジアのオークションでは初となる全ての311点の品が完売した。
最高のコンディンションを備えた331品のコレクターズウオッチの中で、パテック フィリップのRef.3974や、ピンクゴールドのRef.5208、A. ランゲ&ゾーネ パーペチュアルカレンダー、オーデマ ピゲの永久カレンダー付きロイヤルオークなど、さまざまなブランドで数多くの世界記録が誕⽣した。
シニアコンサルタント オーレル・バックス氏とアジア ウォッチ部⾨ヘッド トーマス・パラッツィ氏は、「⾼級時計を愛するすべての⼈々を魅了する多彩なラインナップを誇り、F.P.Journe、De Bethune、Moritz Grossmann、Lang & Heyne、Urwerkなどのブランドで素晴らしい成果を上げました。独⽴系時計メーカーにとって、フィリップスは最⾼峰の場であり続けています。フィリップスが昨年から進めてきたデジタル戦略の結果、オンライン来場者数は過去最⾼となり、半数以上の時計がオンライン参加者に販売されました。特に、海外渡航が制限されているこのような厳しい時代だからこそ、世界に広がるウォッチコミュニティのサポートに感激していますし、光栄に思います」。と語っている。