先月、リーシャル・ミルがマクラーレンオートモーティブとの協力により、オートマティック・トゥールビヨン・マクラーレン・スピードテール・ウォッチ「RM 40-01」を発表した!

「RM40-01」は、マクラーレン最速のロードカー「スピードテール」への敬意と賞賛を示す時計として制作された。テクニカルディレクターのジュリアン・ボワラが率いるリシャール・ミルの開発チームが、過去最長となる2800時間をかけて完成させた最高レベルの芸術作品だ。

搭載されているムーブメント CRMT4には、自社製トゥールビヨンでは初めてのパワーリザーブ表示、オーバーサイズデイト、ファンクションセレクターという3つの複雑機構をもつ。エレクトロプラズマ処理を施したマイクロブラスト加工のグレード5のチタンは、ブリッジと地板に優れた硬度を与え、表面は完全に平らに仕上げられている。このため、極めてスムーズな動作が可能となっている。

マクラーレン「スピードテル」と同様に、ウォッチの形はティアドロップを模したもので、ベゼルの刻み目がボンネットの吸気口を、プッシュボタンがフロントホイール後部の排気口を連想させる。

多様な職人と共に多くの研究開発を繰り返し、最高レベルの仕上げを施した。ケース自体は69個のパーツで構成されている。

ストラップもユニークなデザインで、上下非対称になっている。ラバーバージョンにはカラーラバーを成型加工することができる特殊なプロセスとしてBiwi社のVulcolor®テクノロジーが採用されていてる。これにより、ムーブメントの6時位置にあるマクラーレンのアイコンであるオレンジのアクセントカラーを手首までまっすぐにつなげることを可能にしている。

マクラーレン「スピードテール」が106台製造されたことに合わせて、「RM 40-01」オートマティック・トゥールビヨン・マクラーレン・スピードテール・ウォッチは106本の限定生産である。