持続可能なラグジュアリーと海洋環境の保護への取り組みを確実に実行するため、ユリス・ナルダンは、プラスチックによる海洋汚染に警鐘を鳴らして漁網をアップサイクルし、ダイバーやマリーンコレクションに使える新しいストラップとして再利用することにより、循環型経済に貢献を強めた。

新しいアンバサダーとして勤めるベン・ルコントはスイマーで冒険家でもあり、1998年に史上初めてビート板を使用せず、太西洋横断を成し遂げた人物。この挑戦は、がん研究の資金集めのために行われ、それから20年後の2018年に彼は太平洋横断に挑んだ。海上で過ごす日々の6カ月目、ボートに問題が生じたために挑戦を断念しなければなかったが、冒険は終了したものの、彼には海洋汚染についての意識を高める重要性を感じた。

ベンのメッセージに応えるために、ユリス・ナルダンは漁網を完全にリサイクルした革新的なポリアミドの糸を採用した新しいリストストラップを開発した。この優れたストラップは、「マリーントルピユール」、「ダイバー44mm」、「ダイバー42mm」、「ダイバークロノグラフ」、「フリークX」に着けることができる。100%防水キャンバス製エッジの編み込みは頑丈な造りで、ほつれを防ぎ摩耗に耐えるようになっている(マーチンデール摩耗試験)。(100%漁網製の)YTT+糸を供給するJTTi(企業)による押し出し成形の前に染色を行うことにより、ブラックカラーは均一になり製造中に水を使用しないという、環境保護における大きなメリットも得られる。

1846年にマリンクロノメーターを制作したユリス・ナルダンは、海の世界との深いつながりを築き歩みだした。今もなおその歴史を強く継承するユリス・ナルダンが、海や海洋生物の保護に向けて、持続可能性に対する取り組みに焦点を当てている。

参考記事
https://www.webchronos.net/news/55015/