ジャケ・ドローが持つ時計製造技術のノウハウを集結した新作「SW」は、スポーティーでエッジの効いた個性的なスポーツウォッチ。モダンな素材と気品溢れる美が融合し、多彩な機能と強烈なインパクトを与えている。ジャケ・ドローは、SWによってグラン・セコンド(GRANDE SECONDE)が描くユニークなデザインの力強さ、そして流行や時代を超越して、絶えず進化を遂げる能力を証明しながら、時計の新たなセンセーションを追い求めるコレクターを魅了している。
手縫いのファブリックストラップの赤が魅力的なこのモデルは6時位置の秒表示インダイアルの針および時分針の先端、そして15分単位のインデックスと対を成しており、そのすべてにスーパールミノヴァが施されている。秒表示と時分表示インダイアルが交わる箇所では、アラビア数字で巧みにデザインされた「5・6・7」の3つの赤い数字が配置されている一方で、その他の時表示はすべてローマ数字で示されている。この3つの数字の下(3時と9時位置の間)を貫くような2つのプレートが、存在感を漂わせる45mmのケースに、時・分・秒表示インダイアルの描き出す代表的な数字の《8》をしっかりと固定している。
日常生活を意識してデザインされたこのステンレススティールケースは、変質せず傷がつきにくいブラックセラミック製ベゼルを冠している。3時位置に配置された50mの防水性を保証するラバー付きねじ込み式リューズは、指でしっかりとつかむことができ、両側に伸びた2つの大きな爪で衝撃から保護されている。9時位置(貫くようなブリッジの反対側)のシンメトリー構造は、見事に均整の取れた美とケースの最大限の保護を実現している。
すべてのジャケ・ドロークリエーションと同様、ケースは細部に至るまで入念な仕上げが施されている。ラグはくり抜かれ、より大きくスポーティーな装いを演出している。表面のポリッシュ仕上げはSWコレクションを象徴するコインエッジベゼルに見事な光沢をもたらしている。
3時と9時位置のサークルサテン仕上げが施された爪はベゼルの一部を成している。ブラックラッカーの文字盤の中枢に配置された、18Kホワイトゴールド製のメタルリングにはバーティカルサテン仕上げが施され、また、針をくり抜くことで時分を読み取りやすくしている。
ジャケ・ドローは伝統に基づいて、ケースバックに高級時計の仕上げを施している。無反射コーティングを施したサファイアクリスタルに覆われたSW スティール&セラミックは、ツインバレル、18Kホワイトゴールドローター、約3日間(68時間)のパワーリザーブを備える、快適なルテニウム加工の自動巻きムーブメント「JD2663A-S」を搭載している。その表面には、交互にポリッシュ仕上げとサテン仕上げ、またはコート・ド・ジュネーブ装飾が施され、シリアルナンバーが刻まれている。
<原著論文>
https://www.webchronos.net/news/55160/
https://www.jaquet-droz.com/ja/news/sw-steel-ceramic-jaquet-droz-goes-red-ja